2022年5月3日火曜日

涸沢岳②涸沢カールから涸沢岳2022/5/3

2日目(涸沢から涸沢岳ピストン)
周囲のざわつきで目が覚めた。テントの中は結露が凍ってカチカチ。積雪でテントが押されている。
昨夜は暴風と叩きつける雪で明日登れずに下山を覚悟して、どの順番で片づけるかばかり考えていた。
半分埋もれたテントからはいずり出ると、快晴。モルゲンが期待できるとカメラもって撮影の列に並ぶ。
しばらくすると山々が染まりだした。しばらく鑑賞タイム
鑑賞していると数名が登りだした
奥穂高、北穂高にするか?穂高山荘まで登って涸沢岳か奥穂にするかきめようとに決定。

装備を整え出発、準備している間にだいぶ上がってみたいでトレースばっちり
ザイデンの横を上がっていく、息が上がる。足は何ともない
最後のとりつきで、雪壁に挑むが上がれず、沢コースに変更、変更途中で軽く滑落。事なきを得る。
1人は雪壁をクリアしたので先行してもらって、2人で沢コースで上がる。
先行者のステップと雪が締まって歩きやすいが、急すぎてペースは上がらない。
ひとり先に行ってもらって先行者と早めに合流してももらった。

30分以上遅れて山荘到着。暴風の中外で待っていた。もし分けない。
体がもっていかれるくらいの風なので奥穂はあきらめ、涸沢岳に変更
その前に小屋で休憩。ストーブがありありがたい。コーヒー頼んでしばし休憩。鼻水が収まった。

小屋の外に出ると相変わらず暴風、奥穂の取り付けに背を向けて涸沢岳に向かう
ヘリポート抜けて進むと、雪と岩ミックスで歩きつらい、爪をひっかけないように慎重に進む。
グリグリ歩くと標識が見えてきた。狭い山頂ほとんどない
1人先行者がいたので3人でとってもらった。
奥穂、ジャン、北穂、槍がかっこいい。ここからの山荘から奥穂がかっこいい。
奥穂に向かう人たちが見えるが厳しそう。
暫くいて、下から数名上がってきたので下降開始、アイゼンの爪をかけないように慎重に降りる
山荘まで来ると、風がやんでいた。ベストな状態だが時間が押してるので山荘でピンバッジ買って、再下降開始。

急斜面過ぎで前向き無理だったので後ろ向きで、ピッケルと前爪をかけながら降りる。
遊びながらあっという間におりた。

いったんテントに戻り、昼飯を準備をしてヒュッテで食す。昨夜締めで用意していたちゃんぽん麺とビーフシチューと売店で買ったビール。
天気も良くて最高。時々小雪崩が起こるが見れる。贅沢な時間。
テントに戻ると、昨夜とは違ってポッカポカ
仮眠して、夕食食べてまた寝る。

夜目が覚めると、爆風でテントがあおられてる。星空は出ているので夜景撮影チャレンジ
テントの換気孔から三脚でカメラだけ出してスマホをつないでリモート撮影
風で揺れるからブレブレ。何とか1枚とれる

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